最終更新日:2021/8/31
Series(se), DataFrame(df), array(ary)からList(li)へ変換する方法を説明します。
【説明すること】
- 1. SeriesからList (se=>li) :
se.values.tolist()
- 2. DataFrameからList (df=>li) :
df.values.tolist()
- 2.1 df全体を対象とする場合
- 2.2 dfの一部を対象とする場合
- カラムを対象とする場合
- 行を対象とする場合
- 3. arrayからlist(ary=>li) :
ary.tolist()
【各変換方法のページ一覧】
To(変換後) | |||||
List | Series | DataFrame | array | ||
From (変換前) | List | na | 省略 | 5.3の1. | 省略 |
Series | 5.2の1. | na | 5.3の2. | 省略 | |
DataFrame | 5.2の2. | 省略 | na | 5.4の2. | |
array | 5.2の3. | 省略 | 5.4の1. | na |
1. SeriesからList (se=>li) : se.values.tolist()
Series(se)からList(li)の場合は、
se.values.tolist()
と書きます。seは任意のSeriesです。
ポイント:.values
と’s’が付きます。.tolist()
はカッコが必要です。
2. DataFrameからList(df=>li) : df.values.tolist()
DataFrame(df)からList(li)の場合です。
2.1 df全体を対象とする場合
df.values.tolist()
と書きます。dfは任意のDataFrameです。
但し、このままだとdf全体を対象にした、行ごとのlist in list(listの中にlistがある)になります。
2.2 dfの一部を対象とする場合
dfの一部を抜き出して、Listにする場合です。例えば、1つのカラム(列)を抽出する場合や、1つの行を抽出する場合です。
カラムを対象とする場合
df['clm'].values.tolist()
と書きます。
dfのカラムを選択すると、それはseであることを意識しましょう。つまり、これは結局SeriesからList(se=>li)と同じことです。
行を対象とする場合
例えば、index名で行を抜きだす場合は以下のようになります。ただし、結果がlist in listになるので、注意が必要です。
3. arrayからlist(ary=>li): ary.tolist()
arrayをlistにする場合も、.tolist()
を使って、
ary.tolist()
と書きます。
行や列を指定する場合はスライス(ary[x1:x2, y1:y2)を使って書きます。